2023.10.21未分類
縫製職人
こんにちわ。サルトリア シーラ 代表の平塚陽子です。
時が経つのはとても早く、気づけば今年もあと約2ヶ月
北山にサルトリアシーラをオープンしてから2年が経ちました。
2年前に、北山にシーラをオープンする時私の絶対のこだわりが
縫製職人と伴走すること。
どうしても必要としました。
理由はあります。
レディースの服に関しては、生地の素材やによって数字では表せられないデザインがあります。
例えば、曲線を描く箇所のデザインやギャザーの分量など。
また、裏地の色、糸の色などもそれぞれの感性が当然違います。
そんな打ち合わせを、お客様と直接話した私が縫製職人に伝えつつ、自分の目で確認しつつ
縫い上げていくこの工程が私にはとても必要に感じたからです。
ただ日本では、縫製職人不足が深刻化しています。これは、高齢化や若者の縫製職人への関心の低下などが要因とされています。
この問題に対処するため、海外縫製への依存が増えています。
海外縫製にはいくつかの利点があります。例えば、低コストで大量生産が可能であり、生産効率が高いことが挙げられます。
また、海外の縫製工場は技術トレーニングを受けたスキルのある労働者を雇っていることが多いため、品質や納期の管理もしやすいです。
しかし、海外縫製にはいくつかの懸念事項も存在します。例えば、品質管理の難しさや、コミュニケーションの障壁などがあります。
また、一部の消費者は「Made in Japan」に対する価値を重視しており、海外縫製はその価値を損なう可能性があります。
国内の縫製職人の育成や技術の維持・向上に取り組むことが重要だと考えています。
どの世界でも同じ。
職人にリスペクトし、一心同体でお客様のために仕事をすることが
いい世の中になることですね。
私には大切な職人さんがたくさんいます。
九州にも大阪にもイタリアにも。
これからも感謝の気持ちを忘れずに
使命感ややりがいを自覚すれば、人はものすごい力を発揮する